精油
精油とはエッセンシャルオイルと呼ばれる物で、天然の花や葉、果実、果皮、樹脂、樹皮などを蒸したり搾ったりと様々な方法で抽出した芳香オイルです。肌に直接付ける場合は100%植物から抽出されたキャリアオイルとブレンドして使用します。香りが強いエッセンシャルオイルを数滴、キャリアオイルにブレンドしてアロママッサージに使用します皮膚から吸収されたアロママッサージのオイルは表皮から真皮まで浸透していきます。アロマオイルは分子が小さいので皮膚の保護膜を通過し、血液やリンパ液まで働きかけます!皮膚吸収から血管へ、そして各臓器に天然の植物パワーが伝わり良い成分が体内に吸収されます
すてきな香りによってリラックスホルモンのセロトニンが分泌されると臭覚からの刺激でリラックス効果も抜群です。香りによる副交感神経系で気分が落ち着いたり、心臓や脳の司令器官に働き、臓器が正常に動くように司令を出してくれます。
アロママッサージの効果・効能
1.血行を良くし疲労回復
あなたの全身を支えている足をはじめ、立ち歩きで疲労がたまっている脚、肩こりなどの筋肉の疲れは乳酸という疲労物質が筋肉に出ているために起こります。たまった乳酸をほぐすために優しくマッサージすることが効果的です。強いもみほぐしより血行を良くするのを目的に滑るように優しくマッサージする方が乳酸をほぐすのに適してるので、アロマオイルを使ったアロママッサージが疲労回復に効果的です。
2.むくみ解消!代謝を良くしてデトックス効果
アロママッサージで血液やリンパ液の流れを良くしましょう!水分がたまったり血液の循環が悪くなると脚がむくみます。リンパマッサージをアロマオイルを用いてマッサージすれば代謝が良くなって老廃物を排出できます。たまった老廃物を押し出す習慣をつければ脚痩せしやすい体質にもなっていきます。
3. アロマの香りが嗅覚を刺激して自律神経を整える
自律神経は交感神経(動)と副交感神経(静)のバランスで成り立っています。ストレス・過労などによりバランスが崩れると、頭痛・うつ・腰痛・肩こり・不眠などなど、さまざまな不快症状が出てきます。
精油は「心地よい香り」で嗅覚を通して脳の「視床下部」という自律神経を司る部位を刺激し、副交感神経に働きかけます。
するとこの脳の働きによって深いリラックス状態になり、ストレス発散にもなります。さらにリラックスによって脳が活性化すると、ホルモン分泌を促したり、体の中の臓器を良く働かせたりします
4.便秘などの消化器系に効く
アロママッサージをするとお腹が活発に動いてきてググルゥーと鳴ったりします。アロママッサージによって胃腸の分泌が起こり、活性化します。胃腸の動きを整えたり消化液を分泌して消化不良や胃もたれ防止にもなります。女性特有の悩み、便秘にも効果があります。
5.ホルモンバランスを整えて生理不順の予防にも
エストロゲンとプロゲステロンという卵胞ホルモンの分泌が正常に行われていないとホルモンのバランスが崩れて生理不順の原因になります。また腹痛、腰痛などの生理痛やイライラなどの精神不安定な状態にも影響が出ます。ホルモンバランスが崩れる原因の中でも、アロママッサージは女性ホルモンの分泌を促し、ストレス解消と体の冷えに効いて、生理不順や生理痛の予防にも役立ちます。
6.免疫力アップ
視床下部を刺激することによって、β-エンドルフィンなどの脳内モルヒネが分泌され、このホルモンは痛みを和らげ、気分を良くするほかに、身体の免疫力を高めるという効果も持っています。
最近の研究では、アメリカ、チェスター大学のデビッド・フェルトン教授が、脳内にβ-エンドルフィンが現れると、免疫細胞の一種であるNK細胞の活性も高くなり、免疫力が向上することを明らかにしています。
精油を使ったマッサージによって、皮膚から吸収されます。精油の成分は非常に小さな分子でできているため、皮膚を通過します。
浸透した精油の成分は、肌に潤いを与えるなどの作用のほか、血液やリンパにも入り、血流に乗って全身へと運ばれ、免疫細胞の生産を促進する作用があります。